〇〇することで成功せざるを得ない状況に
PDCAはもう古い?
いつか作品の展覧会を開きたい…もっと勉強して、作品をたくさん作って、場所を予約して、告知をして…というのが私の夢の一つです。
この夢を叶えるにはいくつかの方法がありますが…今回は私が尊敬する脳科学・心理学・ビジネスの師匠から教えていだいた「どうやっても成功せざるを得ない状態」になるための方法について書こうと思います。
なぜその方法を知る必要があるの?
その方法を知り実際に行動し続けることで、物事がどんどん動き出し、あるサイクルに乗ることで「目標達成や成功から逃れられない状況を作り出すことができる」ようになるからなのです。
その方法とは何?
「目的地を先に決定させて行動する」というものです。先の例にあった「展覧会を開く」という目標なら、先に「展覧会の会場を予約し、開催の日程を決めてしまう」というもの。展示する作品があろうとなかろうと、まずゴールを決める。そうです。やらざるを得ない状況を作ってしまうという方法です。
PDCAはもう古い?
PDCAサイクルという言葉を耳にしたことがある方も多いと思いますが、これはPLAN(プラン)・DO(ドゥ)・CHECK(チェック)・ACT(アクト)の頭文字をとったもので、
プラン(計画) → ドゥ(実行) → チェック(評価) → アクト(改善)
の順に行動することが「事業を継続的に改善していけるサイクル」であるとされ、その考え方は多くのISOに採用されています。
ですが…まったく初めてのことをスタートさせる際に「プラン(計画)」の段階で疑問が生じます。それはいかに過去のデータを大量に集めても、様々な状況を想定しても「実際行動してみないことには何が問題なのか、どんな問題が起こるのかわからない」ということ。体感してみないとわからないことがたくさんあるのです。また、「成功させようと完璧を目指し、様々な想定ばかりして実際には全く先に進めない」という問題も同時に起こります。
では実際にはどうすればいいの?
目的地を先に決定し、「DCAPサイクルでとにかくやってみる!」ということです。先ほどの順番とは異なり、計画よりはまず実行してみることが最初になります。
ドゥ(実行) → チェック(評価) → アクト(改善) → プラン(計画)
まずはやってみる。小さなことでもいいので動いてみる。そして実行(Do)したことを評価(Check)し、改善箇所をもとに再検討・計画を立てるという流れの繰り返しで目標達成ができ、それがさらに改善され成功のサイクルに載せることができるようになるのです。
先ほどの展覧会の例でいえば…まずは展覧会を開くと決め、場所を探して予約をする(やらざるを得ない状況を作る)→ 展覧会についての告知を行う → 飾るための作品を用意する → 展覧会を開催
これが実行。そして当然、初めての経験なので「場所はもっとこうすればよかった、告知はこうしたほうがよかった、そもそも展覧会じゃなくてもオンラインでもっとたくさんの方に見てもらった方が…」
などと評価し、改善点が見えて「次はこうしたらもっと良くなる!」と次への計画ができたら、またそれを実行する…という成功のサイクルに載せればいいのです。
このように、いくら計画(Plan)しても実行(Do)しないとわからない。実際に動き始めるまでは “何がわからないかもわからない” ですよね。なので、小さな一歩でも初めてみればそれが経験となり、次はさらに上へと行けるようになるのです。
目標を公言し「約束を待っている方がいる」…と思えば行動できますよね。私も「毎週木曜日にブログ記事を更新する」と公言し、やらざるを得ない状況を作っているのでなんとかこのブログを続けることができているのです…
「行動しなければならないよう、出口を先に決める」そして「行動したことを改善しながら、さらにより良いものに変えていく」
このサイクルであなたもきっと「目標達成から逃れられない状況」を作ることができるはず!そう、まずは私も展覧会の会場をおさえ、日程を確定しなければ…