お天道様はいつも見ている
予定変更は神様からのギフト
その日が誕生日の偉人・有名人の名言を集めた「Sweet Dreams」という動画を作成し、Youtubeにて毎日更新しております。(コチラからご覧になれます)
その偉人を探す中で、こんな言葉に出会いました。
「天道さんのお恵みのたまものでございます」
日本の男性長寿最高齢記録を残した木村 次郎右衛門さんが、115歳の誕生日にテレビのインタビューで語った言葉です。謙虚で感謝の思いが込められたステキな言葉ですね。
「天の神様の言う通り」とか、「いつもお天道様が見てるよ」など近所のおばあちゃんも言っていました。昔の方々は天や太陽、宇宙など「自然に神が宿っている」との自然信仰が生活に根付いていたのでしょう。
スピリチュアルの世界では「全ての出来事は神の采配によるもの」という考えがあります。すべては起こるべくして最適なタイミングで起こっているという考えですが、素直には受け入れがたい出来事…日々の生活の中にもたくさんありますね。
・予定の電車に乗り遅れた
・欲しかった商品が売り切れていた
・子供が発熱して外出の予定を変更しなければならなくなった
トラブルやアクシデントとも思える出来事、とてもお天道様のお恵みのたまものとは思えない…でも人生の中ではそんな出来事も、マイナスからプラスに変えることができるのです。
なぜそれを知る必要があるの?
それを知ることで、あなたの人生から「マイナスの出来事」がなくなり、様々な出来事に感謝して過ごせるようになるからなのです。
マイナスな気持ちの時は誰かを責めたり、落ち込んだり…前向きな気持ちにはなれませんよね。同じ出来事でもプラスに変えることができれば…誰かに感謝でき、楽しくうれしい気持ちで過ごせるようになり、日々の生活や人生そのものを前向きにとらえることができるからなのです。
それはいったいどういう考え方なの?
起こる出来事そのものに意味はない という事です。
「出来事に意味はない。そこにどう意味をつけるかだ。」世界No.1コーチと呼ばれアメリカ大統領をも指導する自己啓発のスペシャリスト、アンソニーロビンズの言葉です。起こった出来事そのものにはプラスもマイナスもなく、ただの出来事。この出来事に対し、人が勝手に「これは良い出来事だ」とか「悪い出来事だ」と意味を付けているだけであり、同じ出来事でも人によって捉え方が違うし、自分で如何様にも意味付けが可能であるということなのです。
と言われてもピンとこない…私も最初は理解しがたい言葉でしたが、日々「意味づけを変える」トレーニングすることでこれが理解できるようになり、可能になってくるのです。
実例を挙げて説明します。例えば…
「クライアントの都合で、休日に会社に行かなければならなくなった」という出来事について。
休日に家族と出かけようとプランを考えていたAさんにとって、上記の出来事はマイナスに感じるでしょう。家族と楽しく出かけようと思っていたのに…。家族もがっかりしてしまうでしょう。
でも、休日に「行きたくない会合に参加しなくてはならない」というBさんにとって、上記はプラスの出来事かもしれません。「仕事だから」と会合を断る正当な理由ができたのですから。
思わぬアクシデントや予定変更は神様からの贈り物
日本の高額納税者のランキングに何年も名を残している、思想家・事業家の斎藤一人さんは何が起こっても「ついてる」と言って「常に自分の気持ちを下げないことが成功の秘訣」であり、「気持ちを下げると、自分だけでなく周囲の気もさげてしまう」と言っています。先ほどの例で挙げたAさん、Bさんのように出来事は同じでもとらえ方を変えればプラス・マイナスのどちらにも変更できることがわかります。
とてもプラスだと思えないようなつらい、信じられないような出来事でも、「あの出来事があったからこそ、今の自分がいる」とその経験を活かし、今を輝かしく生きている方々にたくさんお会いしました。
・大病を経験したからこそ、同じ病気で苦しむ方のサポートができる
・結婚を約束した相手に浮気されドン底を経験したからこそ、そこから這い上がったノウハウを多くの人に伝えることができる
・子供が発達障害と診断された事から、自分の価値感や教育を見直すきっかけを得た
そして「あの出来事は天からの贈り物だった」と、そんな言葉も耳にしました。
自分の人生を振りかえってみても、「苦しかったけれどあのハードな日々があったからこそ、他の出来事が楽に思え受け入れることができた」「あの経験があったから、パートナーを大切にしようと思えた」と感じることができます。
「意味づけを変える」思考になるにはどうすればいいの?
マイナスに思える小さな出来事も、日々のトレーニングでプラスに変えることができるようになります。例えば…
「スープの皿を床に落として汚れたけれど、床掃除をするきっかけをもらい、スープを落とす前よりキレイにすることができた」
「子供の発熱で会社を休まなければならないが、自分も体を休めなさいというサインかもしれない」
「想定外の納品に行かなければならないが、納品先の近くの行きたかった場所に行ってみるチャンスをもらえた!」
など。こじつけでも思い込みでもなんでもいいのです。自分の気持ちが落ち込まず、誰かを責めないことが大事!
最近では、何かマイナスに思える想定外の出来事が起こっても、楽しいこと変える発想がかなり身についてきました。「この出来事もブログに使えるかも!」な~んて。
マイナスの出来事はプラスに変えることができる。
同様にプラスもマイナスの側面を持つことがある。
「意味づけを変える」思考法を身につけることで上記の両方を理解し、自分の気持ちを下げずに感謝して生活できるようになります。お天道様は見ていますよ。
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